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baserCMSアップデートではまる

アップデートに失敗するとバックアップからデータを書き戻すのが大変です

当サイトを復活したきっかけ

 当サイトは2023年4月に10数年ぶりに復活しました。そのきっかけは以前所属していた合唱団からWebサイト制作・管理の依頼を受けたことでした。その合唱団のWebサイトは私が所属していたときに制作したものをベースに10年以上運用されていましたが,さすがに古くなっていたのでどうリニューアルするか考えることにしました。

CMSを使って制作したい

 私は以前からCMSを使ったWebサイト制作をしていました。詳しいことはこちらの記事に書いていますが,2001年~2012年くらいの間にXOOPS→ppBlog→Concrete5とCMSを使ってWebサイトをを構築していました。CMSの仕組みは好きだったので,WebサイトつくるならCMSを使いたいと考えていました。

まずは自分のWebサイトを作ることに

 私自身もWebサイトの制作はしばらくやっていなかったので,勉強も兼ねてまずは自分のWebサイトを復活しようと思い立ちました。いくつか候補にあがったCMSの中からbaserCMSを選んだのは国内製(しかも福岡発)のCMSで,サポートやユーザーコミュニティが充実している点と,開発がずっと継続されているところです。
困ったときに日本語でサポートが受けることができるのでbaserCMSを選んでよかったです。

ようやく合唱団のWebサイトを作る

 当サイトを復活して1年以上たった昨年の夏にようやく依頼されていた合唱団のWebサイトのプロトタイプが出来上がりました。テーマデザインはほぼ当サイトと同じ感じです。しかしながら,その時期合唱団は10月に控えた節目の演奏会の準備に大忙しで,Webサイトをどうするかという話もできないまま時が過ぎていきました。

アップデートしていなかった

 プロトタイプを制作して1年以上たち,正式なWebサイトとして利用していただけそうな運びになりました。メンテナンスしないといけないと考えたときにbaserCMSをアップデートしていないことに気が付きました。
プロトタイプを制作したときのバージョンは5.0.20で,私が5.1のメジャーアップデートではまったころのものです。サイトのデータをバックアップし,以前のBlog記事やユーザーズフォーラムのやり取りを見直してアップデートを始めました。

3回目でやっと最新バージョンになりました

 1回目は5.1.4くらいまで順調にアップデートしたあとにBurgerEditorというプラグインをインストールしたらエラーが発生してWebサイトが表示できなくなりました。
バックアップデータを書き戻して2回目は5.1.3までうまくいったものの5.1.4へのアップデートで失敗し,そこから進まなくなりました。テーマ表示のために削除するファイルを間違ったのが原因だと思います。
3回目は途中で余計なことはせずにひたすらアップデートを進めたところ最新バージョン5.1.9まで問題なく完了しました。
アップデート後にプロトタイプ制作時にインストールしていたBurgerEditorの新しいバージョンをインストールしたところ,下のようなエラーメッセージが出てWebサイトは表示できなくなりました。(上記のアップデート途中にインストールしたときも同様でした)

ss.jpg

エラーの原因は不明ですが,アップデート前に無料版を使っていたことが関係あるのかもしれません。将来システムに統合されるようなので,それまで標準エディタでの編集に切り替えようと思います。

結局3回データを書き戻すことに

 私の作業のやり方が悪いこともありますが,はまりにはまって3回もバックアップデータから書き戻すことになりました。しかし,最後のBurgerEditorをインストールする前に5.1.9までアップデートしたデータをバックアップしたので,アップデート作業は3回で済みました。
Dockerで構築したローカルお試し環境もアップデートが必要になって放置しているので,何とかしないといけないと感じた今日この頃です。

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