ComfyUI 0.36.0アップデート

どんどん新しいバージョンになっていきます

いつの間にかリリースされていた

 先日リリースされたバージョン0.35.0を使ったときは,ワークフローで使っていたカスタムノードがうまく動かなかったのでアップデートせずに様子見をしていました。
気がついたらバージョン0.36.0が登場していて,調べてみるとこの2つのバージョンはMiniMax H3関連の新機能が追加されている重要なバージョンアップっぽいことがわかりましたので,意を決してバージョンアップすることにしました

カスタムノードをアップデートしてみた

 ComfyUIをアップデートして,ワークフローをチェックしてみましたが,前回同様にComfyUI-Spectrum-MiniMax-H3,H3-Memory-Optimization,ComfyUI MiniMax-H3 SPEED Samplerがエラーを出してうまく動きませんでした。
前回はここであきらめたのですが,今回はカスタムノードのアップデートをすることにしました。上記のノードはComfyUI-Manegerのカスタムノード管理画面には登場しないので,以下の手順でアップデートしました。

  • ComfyUI/custom_nodes/(カスタムノードのフォルダ)を開く。
  • 右クリックから「ターミナルで開く」を選んでPowerShellを起動する。
  • 「git pull --ff-only」でアップデートを実行する。

ComfyUIを再起動すると何とエラーを出して動かなかったノードが動くようになりました。

ワークフローを最新版にして動作チェック

 早速FL2VA用の2つのワークフローに前回試したModel Sparse Attentionノードを入れて動作チェックをすることにしました。

(ワークフロー1)w4a8モデルとTurboLoRAを使って10step生成

このワークフローはMinimax H3を使い始めたときから利用しているもので,以下の流れになっています。
w4a8モデル>minimax_h3_turbo_4step_ema_ckpt850(8step LoRA)>SageAttention>ComfyUI-SolAttn_triton>ComfyUI-Spectrum-MiniMax>H3-Memory-Optimization>ComfyUI MiniMax-H3 SPEED Sampler>ComfyUI-MiniMax-H3-FastVAE
上記のComfyUI-SolAttn_tritonノードと入れ替える形でModel Sparse Attentionノードを入れてチェックしたところ,途中でエラーが出てしまいました。ComfyUI-Spectrum-MiniMax-H3をバイパスすると動作したので生成時間を調べたところ,以下のようになりました。

  • Model Sparse Attentionノード使用 ※ComfyUI-Spectrum-MiniMax-H3ノードはバイパス

120秒/92秒/90秒

  • ComfyUI-SolAttn_tritonノード使用

145秒/93秒/90秒

上記の時間は448x640ピクセルの5秒動画の生成時間です。今回のテストではほぼ同じ生成時間でしたが,どちらも映像や音声で品質低下がみられました。ここはComfyUI MiniMax-H3 SPEED Samplerノードが関係していると考えていて,速度優先の設定にすると品質が下がるので設定で改善するのではないかと予想しています。
次にComfyUI MiniMax-H3 SPEED Samplerノードを標準のKサンプラーに戻したところ,Model Sparse AttentionノードとComfyUI-Spectrum-MiniMax-H3ノードが一緒に使えたので生成時間をチェックしました。

  • Model Sparse Attentionノード使用 ※ComfyUI MiniMax-H3 SPEED Samplerノードはバイパス

104秒/76秒/75秒

こちらの方が生成時間が速く,映像や音声の品質低下も見られませんでした。この結果から,以下の流れのワークフローに変更しました。

w4a8モデル>minimax_h3_turbo_4step_ema_ckpt850(8step LoRA)>SageAttention>Model Sparse Attention>ComfyUI-Spectrum-MiniMax>H3-Memory-Optimization>ComfyUI-MiniMax-H3-FastVAE

(ワークフロー2)4stepモデルを使って生成

こちらは以前から使っていたH3 SLA Attentionノードと入れ替える形でModel Sparse Attentionノードを入れてチェックし,エラーなく動作しました。
生成時間は98秒/66秒/76秒で,多少ばらつきがありますが前回のテストと同じくらいの生成時間でした。

0.37.0がリリースされていた

 やっとComfyUIの最新バージョンでワークフローが使えるようになったと思っていたら,何とバージョン0.37.0がリリースされていました。このバージョンは最近出たQwen-Image 2.1を正式サポートしたものが含まれているそうです。かなり話題になっていますが,MiniMax H3でやってみたいこともあるので,使ってみるのはもう少し先になりそうです。

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