私が使っているPCのGPUはnVIDIA GeForce GTX1650(4GB)です
GPU(特にGPUのメモリ容量)の重要性
Stable DiffusionについてさまざまなWebサイトの記事や電子書籍を見ています。多くのWebサイトで快適に画像を生成するにはメモリを多く搭載したGPUが必須であるという内容を見ました。
私が使っているPCのGPUはnVIDIA GeForce GTX1650でメモリ4GB,Stable Diffusionを動かす最低限スペックのようです。512x768の画像を1枚生成するのに2分程度かかりますので,設定を変えながら生成を繰り返すと待ち時間がストレスになります。
高性能なGPUを搭載したPCだと,数秒で1枚の画像を生成できるという記載もありました。うらやましいかぎりです。
どのくらいGPUを使っているのか
私が使っているPCで画像生成時にどのくらいGPUを使っているのか,調べてみました。
下の画像は画像生成前のものです。GPUのメモリは1.5GBほど使用しているようですが,使用率は0%になっています。
次の画像は画像生成開始後のものです。GPUは使用率100%,メモリも3.4GB使っています。画像を生成している間,この状態が続きます。GPUはフルパワーで動いている感じですが,CPUの方は使用率10〜20%でそれほど動いていません。
最後の画像は,画像生成が終了した後の状態です。生成してしまうとGPU使用率,メモリの使用量ともに生成前の状態に戻っていることがわかります。
検証をやってみて
簡単な検証でしたが,画像生成時にGPUがフルパワーで動作していることがわかりました。一方で,CPUはほとんど動作していませんでした。多くのWebサイトで見かけた記事の通りで,Stable Diffusionを快適に動かすには,CPUはそれほど高性能でなくてもいいが,GPUはメモリを多く積んだ高性能なものがよいということを感じました。
快適に画像生成できるPCがほしい
Webサイトでいろいろ調べると,nVIDIA GeForce RTX3060(12GB)やRTX4060(8GB)を積んだPCが10万円台前半で販売されているので,魅力的に感じています。一方で私はMacユーザーなので,MacでStable Diffusionが快適に使えるのであれば,Macの方が用途が広がるなと思っています。制限はあるようですが,M1/M2プロセッサにネイティブ対応しているStable Diffusionもあるようなので,期待しているところです。
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