気になるモデルをテストしています

　色々調べてみると，Pony系モデルは本家のPony Diffusion XLを中心にたくさんのマージモデルがあります。サンプルの画像を見ながら気になるモデルをダウンロードして，前回参考にしたプロンプトを使って画像を生成しています。現在は以下の8種類のモデルを試してみました。

・anirealPony_v3

・hponyrealism25D_v20Real

・iniverseMixXLSFWNSFW_ponyV11XLLoraComp

・pinkiepiePonyMix_v32Fp16

・realPony_cuteJpFixedNo03

・realPony_realAnimeNo04

・soraAni25DSDXLPony_v11pony

・waiREALCN_v80

セミリアル系のモデルを使えるようにしたい

　試したモデルの中ではrealPonyやanirealPonyなどのセミリアル系のモデルを使ってリアル寄りな画像を生成したいと考えています。現在使っているプロンプトはrealPonyのサンプル画像を参考にしています。セミリアル系では以前使っていたsoraAni25DがバージョンアップしてPony系モデルになっていたのには驚きました。このモデルは今のところリアル寄りにできていないです。

リアル系のモデルはpinkiepiePonyMix_v32Fp16とwaiREALCN_v80は好みの画像が生成されます。まだ少ししかテストしていませんが，iniverseMixXLSFWNSFW_ponyV11XLLoraCompもいい感じです。

プロンプトについて

・品質系のプロンプト

「score_9, score_8_up, score_7_up, 32k,masterpiece, best quality, ultra HD quality details」をベースにしています。参考にしたプロンプトには「ultra realistic」も入っていたのですが，外した方が印象が良かったので，かわりに「RAW photo」を入れたりしています。

・顔の生成に関するプロンプト

「smooth face, beautiful face, delicate and smooth skin, (big eyes)」をベースにして，以前から使っている「extremely detailed face and eyes, (symmetrical brown eyes:1.3)」を入れたりしています。

・モデルによって微調整をする

リアル系モデルだとrealisticをプロンプトに入れると同じ顔が生成されやすく感じました。目が大きく生成されるモデルでは，big eyesを外しています。photoを入れると背景に写真が生成されるモデルもありました。

・ネガティブプロンプト

「score_6,score_5,score_4, (worst quality:1.6), (low quality:1.4), (normal quality:1.4), ((illustration:1.3)), 3d, ((paintings:1.3)), ((sketches:1.3)), source_furry, source_pony, (source_cartoon:1.3), (source_anime:1.3)」をベースにしています。できるだけリアル寄りにすることを狙っています。

・その他の設定について

生成を高速化するためにLCM LoRAを使っています。サイズは1024×1536ピクセル，Step数は20，CFG Scaleは3，サンプラーはDPM++ 2M SDE Turboをデフォルトにしてコントラストが高い場合はEuler A Turboを使ったり，Step数を減らすようにしています。

生成した画像は…

　まだまだ絶賛テスト中ですが，このような画像が生成できました。

個人的にはSD1.5モデルで生成される画像も好きなのですが，Pony系モデルを使うことで，SDXLをメインで使う機会が増えそうです。