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4GB VRAMのPCにStable Diffusion WebUI Forgeをインストール

今回のアイキャッチ画像は以前使っていた4GB VRAMのPCで生成した画像をNEXTGEARでちょっとリファインしたものです。ノースリーブなのは夏に作ったからです。

もしかしたら快適に使えるかも

 WebUI Forgeの存在を知り,格闘すること数日,NEXTGEARで常用できる状態になりました。

ふと,NEXTGEAR購入前にStable Diffusionを使っていたPC(第9世代Intel Core-i7-16GB,GTX1650-4GBのノートPC)にインストールしたらどうなるかと考えてやってみました。

久しぶりに電源を入れて環境を確認したところ,どうもCUDAが入っていないようだったのでインストールしました。PythonやGitもインストールしなおして,WebUI Forgeをインストールしました。

画像生成時間が短くなりました

 一通りセットアップしてWebUI Forgeを起動しました。起動オプションは何も設定していませんが,自動的にLow VRAM modeで起動しました。メッセージを見ると,あなたのGPUのメモリは4GB以下のようだからLow VRAM modeにしておきました。とのことでした。

p1.jpg

問題なく起動し,画像生成してみました。512x768ピクセルの画像を10枚生成したときの結果は,何と3分28秒(2.53s/it=0.4it/s)でした。NEXTGEAR購入前にWebUIを使っていたときは1枚1分30秒~2分くらいかかっていたので,以前なら2枚生成する時間で10枚生成できるまで高速化されました。かなりの驚きです。

p2.jpg

CPU,GPUの使用状況

 タスクマネージャーを使って調べたところ,画像生成時はGPUの使用率は100%近くまで上昇しますが,メモリ使用量は2.9GBで余裕がある感じでした。CPU使用率は起動後1枚目の生成では30%くらいなのですが,2枚目の生成から80%を超えるようになります。ちょっと前のNEXTGEARと同じ状態なのでもしかしたらアップデートや設定次第で解決できるのかもしれません。

p3.jpg

これなら使えると思える結果でした

 WebUI Forgeのパフォーマンスの高さとLCM LoRAの効果が相まって1枚21秒で生成できたので驚きました。このくらいの生成速度ならば,ちょっと我慢して使えないことはないと感じました。1枚1秒台で生成する環境を体験した今となっては無理ですが…

WebUI Forgeが問題なく使えるので,以前入れていたWebUIは削除しました。必要なモデルなどを入れておき,ときにはこのPCでもStable Diffusionを使っていこうと思います。

p4.jpg

時間はかかりますが,生成する画像はとってもいいです

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