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WebUI A1111 1.8.0リリース

新バージョンが出ていました

起動時にたくさんメッセージが出ました

 最近は,Stable Diffusion WebUI Forgeをメインで使っているので,あまり起動していませんが,本家のWebUI A1111がバージョンアップしていました。

アップデート後に起動するとTorchのバージョンが古いというメッセージが出たので,起動オプションに--reinstall-torchをつけてTorch2.1.2+cu121にアップデートしました。

私は使ってはいませんがxformersも古いとのことだったので,起動オプションに--xformers --reinstall-xformersをつけてxformers 0.0.23.post1にアップデートしました。

上記のバージョンはWebUI Forgeで使われているのと同じバージョンです。今回のアップデートは一緒に使うアプリもアップデートが推奨されているようです。

メッセージは出なくなりましたが

 気になるのはTorchがcu121ということで,CUDAのバージョンを12.1にアップデートしたほうがいいのか迷っています。今のところは問題ないようなのでそのままにしています。

画像生成テストをしました

 色々アップデートしたので,起動オプションが--xformersと--opt-sdp-attention~のどちらがいいか画像生成速度のテストをしてみました。テスト設定はWebUI Forgeの画像をチェックした時と同じです。

  • 512x768ピクセル,LCM LoRAありで10枚の画像を生成する。
  • モデルはChilled Remix
  • Sampling methodはEular a
  • Sampling stepsは8
  • CFG Scaleは3.5
  • Seedは各パターンで同じ

テストの結果は以下のようになりました。

  • --xformers…22.9秒(3.72it/s)
  • --opt-sdp-attention~…24.7秒(3.45it/s)

NEXTGEARがきてすぐに確認したときは--opt-sdp-attention~がかなり速かったのですが,今回はわずかな差でxformersの方が速いという結果になりました。生成される画像も違いは感じられませんでした。

grid-0001.jpg

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