無料公開されたのでちょこっと使ってみました
公式にはComfy UI推奨ですが…
私は通常,WebUIを利用していますので,こちらのページを参考にしてWebUIで使えるようにインストールすることにしました。
hugging faceからモデルなどの必要なファイルをダウンロードするためににユーザー登録しないといけないので準備に時間がかかりましたが,一通りダウンロードを済ませてからインストールしました。
上記のWebサイトの手順通りに作業を進めてインストール完了しました。初回起動は必要なファイルをダウンロードするために結構時間がかかりました。
画像生成中の様子
SDXLを利用するときと同じ1,024x1,536ピクセルで画像を生成してみました。私の環境では最速で1枚1分30秒ほどかかりました。生成時間もばらつきがあって,4分以上かかるときもありました。起動オプションなしで,xformersなども使っていないので,設定次第で短縮されるかもしれません。
画像生成中のGPUの状態はほぼ使用率100%で,メモリも8GBほぼ使い切っている感じでした。プログレスバーが97%あたりまで進み,最後の仕上げというところで共有GPUメモリを使い始めるため,少し時間がかかります。
SD1.5やSDXLと異なっている点は画像生成後もGPUメモリ使用量が下がらないことです。生成時間がばらつくことと関係があるかもしれません。
生成される画像は…
テスト生成した画像は以下のような感じです。
左がSD3で生成した画像,右は同じ設定でSDXLを使って生成した画像です。
SDXLと比較すると画質はいまひとつな感じです。私の設定に問題があるかもしれないので引き続き検証したいです。
手指の生成は苦手なようです。指が5本以上生成されることがあります。周辺部も生成が乱れることが多く,きちんと生成されない印象です。
現時点ではSDXLの方がいいかなという感じですが,今後開発が進み,モデルが充実すれば改善するかもしれないですね。
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