かなり大きな変更がされているようです
めずらしくたくさんアップデートされました
私は不定期にgit pullでアップデート確認をしています。本家のWebUI Automatic1111の方は細かく更新されるのですが,WebUI Forgeはほとんどアップデートがありません。
今回はめずらしく更新項目が多かったので,どこが新しくなったのか起動して確かめてみました。
コマンドプロンプトの表示ではバージョンが変わっています。本家WebUI Automatic1111もver 1.10.1にアップデートしていたのでそれに合わせた形のようです。
起動後の画面もサンプラーが2つにわかれて本家と同じ感じになりました。
改めて変更点を調べると…
具体的にどこが変わったのか調べてみると,Gradio(グラディオ)という機械学習モデルのWebアプリケーションを作るPythonのライブラリーを新しいバージョンで動くように開発されたようです。
しかし,それによって拡張機能の多くが使えなくなっているとのことでした。
私がよく使う拡張機能のRegional Prompterで確認してみましたが,表示はされていて画像も生成できるものの,機能はしていないようでした。(人物を描き分けることができない感じでした)
拡張機能を使わずに普通に画像を生成することはできていますし,生成される画像も変わりない感じです。
互換性を犠牲にしても,今後の発展を考えたアップデートということでしょうか。こちらのサイトに詳しい経緯が書いてありました。
本家WebUI Automatic1111 ver 1.10.1を使ってみる
本家も高速化されているとのことで,久しぶりに使ってみました。しかし,ギャラリーで公開している画像の設定でも1枚4分弱かかりました。95%までは速かったのですが,そのあとフリーズしたかと思うくらい固まってしまいました。私の環境では本家を使ってSDXLモデルで画像を生成するのは難しいようです。SD1.5モデルならストレスなく動作しました。
WebUI reForgeというものもあるらしい
こちらのサイトの記事によると,以前のWebUI Forgeの環境を引き継いだWebUI reForgeというものもリリースされているようです。
WebUI Forgeをアップデート前に戻すこともできる
こちらのサイトに元に戻す方法が書いてありました。私の環境ではGPUのVRAMが8GBなので,SDXLモデルを使うならWebUI Forgeでないと動作が厳しいかなと考えています。
WebUI reForgeをインストールするか,WebUI Forgeのバージョンを戻すか悩んでいます。
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