モニターアームは画面の縦横自由自在
画面の向きを変更するのは結構手間がかかる
モニターアーム環境のいいところは作業に応じて画面の向きを縦横自由にできることです。しかし,画面の向きを変える設定は結構手間がかかります。これを簡単にできないかと考えて調べたところ,こちらのサイトにDisplayというツールが紹介されていました。設定も簡単そうだったので使ってみました。
ショートカットを作成すればダブルクリックで切り替え可能
上記のサイトの説明通りにファイルをダウンロード,解凍したあと必要なdisplay64.exeファイルをドキュメントフォルダに入れました。
コマンドプロンプトを起動してdisplay64 /listdevicesと入力すると接続されているモニタ番号が表示されます。私の環境では28インチ4Kモニタが1番,21.5インチフルHDモニタが2番になっていました。
デスクトップで右クリックして新規作成ーショートカットを選びます。参照ボタンをクリックしてdisplay64.exeファイルを選びOKボタンをクリックします。
項目の場所が表示されますが,その後に続けて半角スペース+コマンドを入力します。
私は28インチ4Kモニタを縦にするときは反時計回りに90度回転するので, /device 1 /rotate 270 /toggle,横にするときは /device 1 /rotate 0 /toggleとコマンドを入れました。
次へボタンをクリックして,ショートカットに名前を付けて完了ボタンをクリックすれば準備完了です。
出来上がったショートカットファイルをダブルクリックすると,一瞬で画面の向きが変わります。設定も簡単でなかなかいいです。
ショートカットをコピーして必要な設定ファイルを作成
設定用のショートカットファイルを1つ作成すれば,そのファイルをコピーして右クリックープロパティを表示し,リンク先の中にあるコマンドとファイル名を書き替えれば設定用ファイルの量産が簡単にできます。
私は2台のモニタの縦横設定とスクリーンセーバー起動の設定用ファイルを作成しました。
左手デバイスで設定用ファイルを開くようにする
ショートカットをダブルクリックでもいいのですが,ボタン一発切り替えできるように左手デバイスのACK05に登録することにしました。
ボタンの割り当てを見直してメニューⅠのK3ボタンにスクリーンセーバー起動,K7ボタンに28インチ4Kモニタを縦向き変更,K9ボタンに28インチ4Kモニタを横向き変更し,K7ボタンに割り当てていたWebUI Forge起動はメニューⅡのK3ボタンに変更することにしました。
しかし,ACK05の設定アプリにあるアプリケーションの実行機能がショートカットだとうまく実行できませんでした。
どうやったらうまくいくかなと考えた結果,ショートカットをバッチファイルに作り替えることにしました。バッチファイルであれば,アプリケーションの実行機能が使えることは確認済みなので以下のようなバッチファイルを作成しました。
ACK05の設定アプリケーションで上記の通りに設定して想定通りの動作をすることを確認しました。画面の向きが一瞬で変更できるようになって便利になりました。
今回の変更でメニューⅠは画面設定関連のボタンが集約され,メニューⅡはStable Diffuison関連のボタンが集約されました。ついでに今までは使っていなかったメニューⅢによく起動するアプリを登録しました。
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