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NextcloudのCLIアップデート

やっと最新バージョンにできました

何回やってもアップデートに失敗する

 以前から管理画面でバージョン29.0.3から29.0.10にアップデートを試みていたのですが,ダウンロードの部分で必ず失敗していました。今まではphp.iniの設定を変更するなどして何とかアップデートできていたのですが,今回はこのやり方でもアップデートできず途方に暮れていました。

CLIでアップデートする

 管理画面からのアップデートはあきらめて,SSHでログインしてCLIでアップデートすることにしました。
SSHでサーバにログインして,「export PATH=$PATH:/usr/local/php/8.1/bin/」というコマンドでphpが実行できるようにパスを通した後,Nextcloudをインストールしたフォルダに移動して,「php updater/updater.phar」というコマンドを実行したところアップデータが動き出し,何とかバージョン29.0.10にアップデートできました。(やった!!)
しかし,調子に乗ってバージョン30.0.4へのアップデートを実行したところ,またもやダウンロードの部分で止まっているようでした。(止まっているような気がしてCTRL+Cで中断したので,もしかしたら動いていたのかもしれません)
少し間をおいて,気を取り直して再度CLIアップデートを試みたところ,アップデートに成功しました。(画面をじっと見ていると気になるので,しばらくPCから離れていたのが良かったのかもしれません)
これからアップデートはCLIで実行するとストレスなくできそうです。

お約束のエラーメッセージ対応

 アップデートすると必ず管理画面でエラーメッセージが出ます。今まで見たことのないエラーメッセージはphpとMariaDBのバージョンに関するものでした。これらはNextcloudバージョン30がメジャーアップデートで,それぞれの推奨バージョンが新しくなったためのようです。phpはレンタルサーバの管理画面で8.1から8.2に変更することでエラーが消えましたが,MariaDBはユーザーがバージョン変更することはできないようなので今のところは放置しています。
ダッシュボード画面が変わったこと以外,見た目で変わった部分はないように感じますが,使いながらチェックしていこうと思います。

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