ふとした思いつきで使い始めたパーソナルクラウドですが,利用しているすべての端末で快適に使えています。
NextCloudの仮想ファイル機能
Windows版のアプリでは同期するクラウド上のファイルをすべてダウンロードせずに,必要なときにダウンロードして開く仮想ファイル機能があります。MicrosoftのOneDriveも同じような機能があり,端末のストレージを圧迫しないので便利な機能です。
しかし,この機能はMac版のアプリにはないのです。
機能自体は実装されている
色々調べてみると,Mac版のアプリにも仮想ファイル機能自体は実装されているようで,デフォルトでは利用できないようになっています。
こちらのサイトで,仮想ファイル機能を使えるようにする方法が記載されていたのでやってみたところ,無事にMacでも利用できるようになりました。
使わないファイルはローカル領域の確保で1バイトに
アプリで同期していたフォルダ内のファイルはすべてMacにダウンロードされていたので,普段使わないファイルは右クリックしてNextCloud-ローカル領域の確保を選択することで,サーバと同期して端末からファイルを削除します。Finderではファイル名の後ろに.nextcloudが付加され,ファイルサイズが1バイトと表示されるので,ダウンロードされていないことが確認できます。
気になるのはエラーメッセージ
さらに快適に利用できそうな感じですが,メモリキャッシュやphpのモジュールについてのエラーは残ったままです。サーバに何らかのソフトウェアをインストールしないといけないようなので自力で解消するのは難しい感じです。
何となく気になっているのですが,管理画面から調べることができるセキュリティスキャンでは上から2番目のランクAだったし,運用上は問題ないようなのでそっとしておこうと思います。
この記事へのコメント
コメントはまだありません。
コメントを送る