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FLUX.1のワークフローを見直す(2)

アイキャッチ画像はPony系モデルですが,内容はFLUX.1です

既に使っているFLUX.1モデル

 MiyabismMix FLUXとiNiverse Mix(SFW & NSFW)で,どちらもPony系モデルでお気に入りとして使っています。ダウンロードしているFLUX.1モデルはfp8でした。どちらのモデルも新しいバージョンがあるのですが,まずは既存のもので画像生成できるようにしてみます。
(どちらのモデルも10GB以上あるのでダウンロードが大変なのです)
前回作成したワークフローで入れ替える前のモデルとデュアルクリップ読み込みのノードを入れ替えると画像が生成されました。どちらのモデルも2回目以降はComfy-WaveSpeedの高速化が効いて40秒台で画像が生成されました。生成速度はGGUFモデルと変わりない感じです。
モデルの印象はMiyabismMix FLUXはいい感じの画が出やすい印象ですが,iNiverse Mix(SFW & NSFW)は微妙な画が出ることが多い印象でした。しかも結構脱ぎやすいので好みの感じの顔なのに胸元が露わで掲載できない画像が出ることも多かったです。下のサンプル画像も何回も生成してやっと出た結果です。

m1.jpg
m2.jpg

MiyabismMix FLUX

i1.jpg
i2.jpg

iNiverse Mix(SFW & NSFW)

モデルとデュアルクリップ読み込みを切り替え式にする

 GGUFモデルとfp8モデルの切り替えができるようにノードをまとめました。pipeという複数の入力を一つにまとめるノードを使って切り替えています。

wf1.jpg

LLMを利用したプロンプト生成を組み込む

 これはSDXL用のワークフローと同じものを組み込みました。LLMが生成しない品質系のプロンプトは手入力できるようにしてConditioning(Concat)でまとめるようにしました。

たくさんあったFLUX.1用のワークフローを一掃

 これまで,用途別やモデル別に使っていたFLUX.1用のワークフローがたくさんあったのですが,今回1つに統合したので他はDetail Daemon用のワークフローを除いて削除しました。ワークフロー全体は大きくなってしまいましたが,使いやすくなりました。
今回,久しぶりにFLUX.1で画像生成しましたが,SDXLとは違うリアル感のある画像に驚きました。これを機に本格的にFLUX.1も使っていこうと思います。まずは,次のギャラリーをFLUX.1で作ることを目標にしていきます。

wf2.jpg

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