SD1.5でも利用可能です
RefinerはSDXLで導入された機能
SD2.1までは画像を生成するモデルは1種類だけだったのですが,SDXLではBaseモデルとRefinerモデルの2種類で画像を生成する方式になったそうです。(Baseモデルだけでも生成可能です)
WebUI 1.6からRefinerに正式対応して簡単に設定できるようになりました。
実はSDXL以外でも使える
最初私はSDXLだけの機能かと思っていたら,こちらのサイトにSDXL以外でも使えるとの記述がありました。
こちらのサイトでも紹介してあったので参考にしながら使ってみたところ,今までと違った感じで画像を生成することができました。
基本モデルとRefinerモデルの画風がミックスされて,一味違った感じになるのがいいです。どちらのモデルよりにするかはRefinerの設定項目の中のSwitch atの数値で調整できます。
もう一つはポーズ指定の自由度が大きいアニメ系モデルを基本モデルに使って,リアル系モデルをRefinerに使うことで,リアル系モデルだけではできない画像が生成できます。これはなかなか使えると感じたので,今までは使っていなかったアニメ系モデルをいくつかインストールしていろいろ試しています。
Switch atの数値を変更して検証
2つのモデルのミックスする割合を調整することができるので,ちょっと検証してみました。
基本モデルはAnything V5(アニメ系モデル),RefinerモデルはChilled Remix(リアル系モデル)を使い,Switch at以外のパラメータは固定して画像を生成しました。数値が小さいとRefinerモデル寄りになり,大きくなるにしたがって基本モデル寄りの画像になります。0.5でほぼ,基本モデルのアニメ系画像になりました。変化は微妙な感じですが,マージモデルを作るよりもお手軽に合成できるのは便利です。
左が0.12,右が0.28のときの画像です。
SDXLとSD1.5モデルをミックスすることはできない
こちらの記事にあったのですが,WebUIではSDXLとSD1.5モデルをミックスすることはできないようです。
しかし,FooocusというSDXL専用の環境であれば可能なようです。環境構築が大変なので,私はしばらく様子見をしてWebUIで可能になるのを待ちたいと考えています。
この記事へのコメント
コメントはまだありません。
コメントを送る