いきなり登場して話題になっています。アイキャッチはFLUX.1 Liteの記事と同じプロンプトでSD3.5 Large Turboで生成しています。
SD3 Mediumからよくなったかが気になります
一昨日発表されたみたいで,気がついたらいつもチェックしているXのツイートでも話題になっていました。
SD3 Mediumがあまり評判が良くなかっただけに,どれほどよくなったかが気になるところです。
ComfyUIが即日対応
発表当日にComfyUIがSD3.5Lに対応したそうなので,私も試してみることにしました。いいタイミングでComfyUIを使い始めてよかったです。
こちらのWebサイトを参考にしてモデルやワークフローをダウンロードしてしかるべきフォルダに配置しました。
まずはSD3.5L
私の環境で画像が生成できるか心配しながら試してみました。最初の1枚は1024×102ピクセルで実行して,無事に画像が生成されました。
気になったところは,いつも使っている1024×1536ピクセルで生成すると周辺部がうまく生成できなかったことです。周辺にモザイクをかけたみたいになってしまいました。
画像サイズを832×1216ピクセルにするとこの現象は出なくなりました。このときの1枚の生成時間は30Stepsで70~80秒でした。最初の1枚はこれよりも若干時間がかかります。
comfy-org製のモデルを使っていたのですが,公式のモデルでもこの現象が出るのか確認したいです。
気になる生成画像は,個人的にはSD3 Mediumより良くなったと感じました。プロンプトを手直しして好みの感じに近づけたいです。
どちらもFLUX.1で使ったプロンプトで生成しました。自然な感じの画像だと思います
続いてSD3.5L Turbo
4Stepsで画像が生成できるということなのでs,私の環境で使うならばこちらが本命かなと思って試してみました。1024×1536ピクセルで生成してもSD3.5Lモデルのように周辺部が乱れることはありませんでした。最初は気がつきませんでしたが後日確認した画像では上または下で上手く生成できていませんでした。
気になったところは,推奨されているSamplerのdpmpp_2mではコントラストが強すぎてのっぺりした感じになることです。
選択するSamplerによってはきれいに生成できないものもあるので,トライアンドエラーでチェックしてみました。いくつか試して良さそうなものはeuler,ddim,lcm,dpmpp_2s_ancestralでした。832×1216ピクセルの1枚の生成時間は4Stepsで25~35秒でした。私的には十分許容範囲の生成時間です。
4Stepsでこの画像が出せるのであれば十分ではないかと思います
SD3.5Lのファーストインプレッションは…
個人的な印象はSD3 Mediumよりは良くなっているけどFLUX.1よりいいかというと微妙な感じです。もう少し使い込んでから,FLUX.1の画像と比較したいです。
リリース直後の段階で私の環境で画像が生成できたので良かったです。しばらくはWeb上のレビューをチェックしながら使ってみたいです。
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