いつの間に対応したんだろう?!
iPad用の左手デバイスを調べていたら…
iPad用の左手デバイスとしては以前,8BitDo Microというコントローラーをご紹介しました。8BitDo Microは手に持った状態で使う左手デバイスとしてKeynoteやショートカットを使うときなどは便利ですが,改めて据え置き型の左手デバイスを探していました。
すると,Xppen ACK05がiPadで使えるという記事を複数見つけました。ACK05は私も自宅のNEXTGEARで活用している左手デバイスですが,私が購入したときはPC専用でした。現在もamazonの商品ページにはiOSでは使用できないという記述があります。
ACK05はBluetoothで接続できるのでiPadで使うと便利かなと思い,試してみました。
ファームウェアアップデートを実行
色々検索するとこちらのページにたどり着きました。ファームウェアが古いものはアップデートが必要ということでした。
私が使っているものはK-05A 20230609というアップデートが必要なものだったので,上記ページの指示通りにアップデートをしました。アップデート後もK-05Aは変わりませんでしたが,日付が20240429になりました。
ファームウェアアップデート前と後です
iPhone13 miniと接続
手元にiPadがなかったので,iPhone13 miniに設定アプリをインストールし,Bluetoothで接続しました。ホイールの中央にあるボタンを長押しするとペアリングモードになって接続することができました。
設定アプリを使ってみる
PC用の設定ソフトは基本4レイヤーですが,アプリごとに別に4レイヤー設定をすることができるのでショートカットや各種コマンドをたくさん登録することができます。さらに設定ファイルをエクスポートして手動で書き替えれば,アプリではできないような設定を登録することもできます。私はAutoHotKeyで設定したコマンドをACK05に登録して使っています。
iOS用の設定アプリにはレイヤーなどはなく,10個のボタンとホイールに基本的なキーボードショートカットを登録するという感じでした。
iOS用の設定アプリの画面です
ちょっと物足りないような感じもしますが,コンパクトなACK05がiPadで無線左手デバイスとして使えるのはとてもいいと思います。今後のアップデートでアプリごとにショートカットが登録できるようになってほしいですね。

















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