画像を編集するAIってすごいかも
ファーストチャレンジは失敗
私がQwen-Imageを使ってみようと思い始めたときには既にQwen-Image-Editが出ていたので,解説しているWebサイトやYouTube動画,Xの投稿もたくさんありました。
生成される画像の顔は微妙ですがQwen-Imageが使えるようになったので,Qwen-Image-Editも使ってみようと思い,チャレンジしてみました。
しかし,下記のようなエラーメッセージが出て画像の生成はできませんでした。GGUFモデルではうまく動かないようでした。
改めてチャレンジする
しばらく放置していましたが,改めて上記のエラーメッセージについて調べてみるとこちらのWebサイトの情報にたどりつきました。記事内のリンクにあるこちらのサイトからmmproj fileをダウンロードしてComfyUI>models>clipフォルダに入れ,ファイル名を自分の環境に合わせてQwen2.5-VL-7B-Instruct-mmproj-F16.ggufにしたところ,エラーはなくなり画像が生成できるようになりました。
画像を編集する生成AI
Qwen-Image-Editはその名の通り,画像を編集する生成AIのようです。ソースとなる元画像に対して編集したい内容をプロンプトとして入力すると,元画像をベースにしてプロンプトを反映した画像を生成してくれます。まだお試し程度にしかテストしていませんが,プロンプトを忠実に反映するのでかなりの破壊力です。
詳しい解説はこちらの記事が分かりやすかったです。
サンプル画像です
元画像はQwen-Imageで生成したものです。1枚目のプロンプトは「後ろ向きに変更」です。日本語も大丈夫でした。2枚目のプロンプトは「RAW photo, 32k, masterpiece, best quality, ultra HD quality,photo realistic,a photograph of 25-year-old Japanese girl with a slender build. She is very pretty and kawaii. She has prominent breasts.She has beautiful features, with clear skin, large, dark brown eyes, thin, well-groomed eyebrows, a small nose, and pink, upturned lips.She is looking at viewer with gentle smile.」です。品質系と顔のパーツに関するプロンプトを入れてQwen-Imageで生成される微妙な顔をかえることができるか試してみました。若干いい感じの方向にかわったかなと思いますがどうでしょうか。
元画像はWan2.2でt2iしたものです。1枚目のプロンプトは「She is wearing bikini.background is seaside.」で,その後「後ろ向きに変更」したのが2枚目です。服装や背景もプロンプトで指定した通りに変えることができました。
マスクした部分の画像を入れ替えるワークフロー
その後,こちらの記事で紹介されていたワークフローを試してみました。目的はQwen-Imageで生成される微妙な顔をかえて,バリエーションを作ることです。
ベース画像は上記サンプル画像の1枚目の元画像で,参照画像は2枚目の元画像を使っています。ベース画像の顔だけにマスクをして,プロンプトには「Replace the face and hair style of the medium hair girl to the face and hair style linke on the low twintail hair girl.」と入力しています。髪型が変わらない場合やマスク部分に顔が生成されない場合もありましたが,程よくバリエーションをつくることはできそうです。
これでQwen-Imageを使うことができる
私的に課題であったQwen-Imageで生成される微妙な顔がQwen-Image-Editを使うと改善されたので,今後はQwen-Imageを使った画像生成もやっていこうと思います。
Qwen-Imageはプロンプトを忠実に反映した画像を生成するので,プロンプトで細かく指定するように心がければ作りたい画像を確実に生成できるのではないかと考えています。私は英語で細かいプロンプトを作ることができないので,LLMを活用する機能をワークフローに追加していこうと思います。
また,Qwen-Image-Editのような画像を編集する生成AIを使うのは初めてでしたが,かなりの破壊力だったのでもっと使い方を勉強したいです。



















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