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Stable Diffusionの環境構築

新しいPCを購入して快適な環境を構築したい

パラメータを変えながらの画像生成は結構ストレス

 現在,私がStable Diffusionを使っているPCだと,512x768px,20〜25stepで1枚1分20秒~2分程度の時間がかかります。パラメータやプロンプトを変更しながら何枚も画像を生成すると,地味に待ち時間がストレスになります。

色々試しながらとなると,やはり快適に作業できる環境が欲しいので,新しいPCの購入を検討しています。

快適に使いたいならWindows一択

 私はMacユーザーなので,M1/M2プロセッサ搭載Macでネイティブ動作するCoreML Stable Diffusionに期待しているのですが,今のところいろいろと制限があるようです。

現状でStable Diffusionを快適に使いたいならWindows一択のようです。

Windowsの場合

 GPUのメモリが多いデスクトップ型のゲーミングPCを購入して,自宅で使うことになりそうです。 

Stable Diffusionの利用については,Web上にたくさんの情報があるので安心感があります。GPUのメモリが大きいと高解像度のStable Diffusion XLも利用できそうです。

画像生成はLAN経由でMacからも行うことができるので,セットアップや必要なときだけ画面やキーボードを接続して使うサーバ的な利用もできそうですが,それではちょっともったいないのでMacでないとできない作業以外を担当するPC的な位置づけにしようかと考えています。

Macの場合

 M1/M2プロセッサ搭載Macは使ったことがありませんが,Intel Macよりもかなり性能が上がっているので,自宅と職場で使うメインマシンとしてさまざまな用途で使うことになります。

Stable Diffusionの利用については,画像生成するときに別のPCを使わなくてもよいので利便性が高く感じますが,いろいろ制限があることと,Web上の情報が少ないことは不安もあります。

Web上の記事を見ると,M2 Proプロセッサ搭載Macだとかなり実用的な生成速度のようでした。

秋にはM3プロセッサ搭載Macが出そうなので楽しみですが,秋まで待たないといけないことと本体の価格がかなり高くなりそうなのは気になる点です。

eGPU Boxを使う

 Thunderbolt経由で接続できるeGPU BoxにStable Diffusionに対応しているnVIDIAのGPUを搭載して利用するというものです。Web上に利用例の記事があったので,面白い方法だと思い調べてみました。価格的には一番安価にできそうなのですが,現在私が利用しているWindowsPCはThunderboltが使えないようです。MacBook Proで使うことはできるのですが,効果があるかどうかは不透明です。

いろいろ調べてみて

 現状ではStable Diffusionを快適に利用するにはWindowsPCを購入するのが一番良さそうです。直販サイトで調べるとメモリ16GB,SSD 512GB or 1TB,GPU nVIDIA GeForce RTX3060(12GB) or RTX4060(8GB)のデスクトップ型ゲーミングPCが11~14万円あたりでした。この環境であれば,今よりもかなり快適に画像生成できそうなので,思い切って購入しようかと考えています。

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