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Draw Things

Apple端末用Stable Diffusionアプリのご紹介です

偶然見つけました

 最近は日々Stable Diffusion用に新しいPCを購入しようと下調べをしています。そんな中でDraw Thingsというアプリを偶然見つけました。

Apple端末用のStable Diffusionアプリということで,Mac以外にもiPhoneやiPadを使ってローカル環境でStable Diffusionできます。これはすごい!と思いさっそくインストールして試してみました。

dticon.PNG

iPad(第9世代)でチェック

 iPhoneはさすがに画面が小さいので,iPad(第9世代)にインストールして動作を確認しました。

アプリはAppStoreから普通にインストールして,モデルやVAE,LoRAなど,画像生成に必要なファイルはWindowsPCで使っているものからコピーして利用しました。

セットアップをした後,プロンプトを入力してGenerateボタンを押すと,ちゃんと画像生成できました。512x512ピクセル,20stepで約3分という生成時間で,少し待たされますが,A13 Bionicなかなか優秀だなぁと感じました。512x768ピクセルでは残念ながら途中でアプリが落ちて画像の生成はできませんでした。

dtipad1.PNG dtipad2.PNG

iPad版のDraw Things動作中の画面です。

ちょこっと使ってみただけですが,一通り画像生成の機能は使えるので,これがiPadで簡単にできるのはいいなぁと感じました。

dtipad3.png dtipad4.png

iPad版のDraw Thingsで生成した画像です。

MacBook Pro(2016)でチェック

 Draw ThingsはIntel Macでも動作するということで,私のメインマシンであるMacBook Proにもインストールしてみました。こちらもMac App Storeからインストールして,必要なファイルをコピーして実行すると普通に使えました。以前インストールしたEasy Diffusionは使えるようになるまでに結構時間がかかったので,あまりの手軽さに驚きました。

以前の経験から予想はしていましたが,Intel Macだと画像生成にかかる時間はiPadよりも長く,512x512ピクセル,20stepで6~7分程度かかりました。

dtmac.png

こちらはMac版のDraw Thingsで生成した画像です。

手軽にAI画像が生成できるアプリです

 私が使えるApple製品の環境では,実用的という感じではありませんでしたが,セットアップが簡単で,手軽にAI画像生成やってみたい方には使いやすいアプリではないかと思います。機能的にも画像生成に必要な機能は一通り使えるので,M1/M2プロセッサのMacやiPadであれば,より実用的なアプリになりそうです。

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