この型番で何かわかる人はかなり昔からのApple通な方です
ADB接続のMac用キーボードの型番です
1998年8月に初代のiMacがリリースされて以降,デスクトップ用の外付けキーボードはUSB接続にかわっていきましたが,それ以前はADB(Apple Desktop Bus)接続という独自の規格でした。私の自宅にもこの規格のキーボードが数種類あるのですが,M0116Jはその中の1つで先日PowerBook G3(1998 PDQ)とともに久しぶりに姿を見せました。
ジャンクで購入した製品
このキーボードは購入したMacに付属していたものではなく,かなり前にPCショップでジャンクとして購入しました。購入金額は覚えていませんが千円程度だったと記憶しています。
自宅にある他のADB接続のキーボードと比べると,カチカチといい感じの打鍵音でキータッチがよく,デスクトップのメインマシンで使っていました。
M0116Jはメカニカルキーボード
購入したときはキーボードについての知識は皆無だったので後から知りました。このキーボードはまだ,Macがとっても高価だったころの機種に付属していたようです。初期のAppleのこだわりが詰まったキーボードかなと思います。
驚きなのは,HHKBのWebサイト内のキーボードコレクションの中にM0116Jが入っていることです。やはりいい製品であることがうかがえます。
私がMacを使い始めたのはAppleが低価格路線に入った後で,そのころの機種に付属しているキーボードは明らかに異なる打鍵感で,コスト重視の影響を感じます。
メンテナンスしてみた
ちょうどPowerBook G3(1998 PDQ)が起動したので,接続したところ普通に使えました。しかし長年使わずに放置していたので,ホコリと汚れがかなり…な状態でした。
ここで思い切ってキートップを外して清掃することにしました。HHKBのメンテナンスと同じように進めてキートップと内部のホコリをきれいにしました。
やっぱりホコリがたくさんでした。Web上の情報では軸はALPS電機製のピンク軸だそうです
結構時間がかかりましたが少しだけきれいになった気がします。
せっかくきれいにしたので,もう一度PowerBook G3(1998 PDQ)に接続して起動しようとしたところ,何と起動ディスクを認識しなくなってしまいました。
どうやって使うかが課題
何とかしてこのキーボードを現行のPCたちで使いたいのですが,問題はどうやってADBをUSBに変換するかです。以前は市販製品もあったのですが,もちろん販売終了しています。Webで調べると自作することもできるようですが,手先が不器用な私には敷居が高いです。(Webの説明を見てもわからないことで一杯です)
この点をクリアしないと,このキーボードはオブジェにしかならないので現在,一番の課題になっています。
こちらのサイトから購入できればいいのですが…
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