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ネット回線のスピードテスト

ちょっと気になってNEXTGEARが届く前に調べてみました

自宅のネット環境の変遷

 現在の自宅は住み始めて20年近くになります。住み始めた当初は光インターネットはどのサービスもエリア外で利用することができませんでした。地元のケーブルテレビ局が提供するインターネットサービスはありましたが,以前利用していて今一つだったので,仕方なくADSLを契約して利用していました。しかし,あまりに回線速度が遅いので,途中からauの家庭用の無線ルータ(Pocket WiFiの据え置きタイプみたいなもの)を設置することにしました。

そして2年ほど前にやっと,BBIQ が自宅周辺の地域に光インターネットを提供することになり,さっそく乗り換えて今に至ります。

これまであまりスピードテストはしていなかったので改めてやってみました。

有線で下りが50Mbpsにびっくり

今回テストに使ったWebサイトはCloudflareです。自宅2階の作業部屋にて有線接続でテストしたところ,下りで50Mbps,上り30Mbps程度でした。

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 最初のこの結果は想定していたもので,ネット回線を作業部屋まで有線で中継するハブが100Mのものだったからです。このハブをギガビットのものに入れ替えて,もう一度テストしたところ,何と1回目から変化なしでした。流石にこれは想定外でちょっと驚いて,入れ替えたハブの様子を見たところ,どうも作業部屋のMacBook Proとは100Mでつながっているようでした。

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 もしかしたらLANケーブルか?と思い,別のLANケーブルに変えたところギガビットでつながりました。スピードテストの結果も改善し,下り140Mbpsあたりまで上昇しました。(上りはなぜか30Mbpsで変化なしでした)

あとから調べたのですが,私が所有しているLANケーブルはかなり前に購入したものなので,ギガビットに対応していないものが多かったです。

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ルータの設定を見直す

 数値的には2倍以上になりましたが,それでも理論値(1Gbps)よりはかなり遅いので,ルータの設定を調べてみました。あまり変更するところはなかったのですが,ジャンボフレームに関する設定がオフになっていたのでオンにしてテストしたところ,なんと下りで450Mbps,上り230Mbpsあたりの数値になりました。体感速度がテスト前と比較して9倍に上がったかは微妙ですが,数値的にはうれしい変化でした。

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 ただ,ジャンボフレームはネットワークにつながるすべての機器が対応していないと不具合が出るようで,その辺がちょっと不安ではあります。

無線環境ではどのくらい

 無線環境でもスピードテストを実施しました。無線LANルータが1階にあるため,2階は電波がそれほど届かず,切れることもしばしばです。

電波状態が良い2.4GHzのSSIDでも下り30Mbps,上り18Mbpsくらいで,よくこれで使っていたなぁと思う速度でした。

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 次に以前使っていたauの家庭用無線ルータを作業部屋の有線LANケーブルに接続して,電波状態をよくしてテストしたところ,5GHzのSSIDで下り380Mbps,上り250Mbpsという有線接続並みの結果になりました。2.4GHzのSSIDはなぜか数値が伸びませんでした。

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 auの無線ルータから1台有線で接続できるので,家庭用無線ルータから有線で接続した場合をテストしましたが,直接接続したときと同じくらいでした。

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 これらのテストの結果,当面の間,NEXTGEARは有線(無線LANが使えないため),MacBook Proは無線で接続することにしました。以前からVLANとかQoSの設定を勉強しようと考えていたので,安価なL2スイッチを購入して,勉強がてら有線接続にする予定です。

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