これもNape Pro(仮)を使ってみたい企画(?!)のひとつです
改めてトラックボールについて考えてみる
少し前の記事でもうすぐ商品化されるNape Pro(仮)というトラックボールデバイスを紹介しました。スティック状のボディと置く場所と向きを利用者が自由に設定できるところが他のトラックボールデバイスにはない画期的なポイントだと感じています。私は現在もトラックボールを使っていますが,改めてトラックボールについて考えてみたいと思います。
トラックボールはマウスの代替(?!)
私が使っているトラックボールはamazonで購入した3,000円程度のお求めやすいものです。キーボードの右側に置いて,操作するときはキーボードから右手を移動して親指で操作するタイプのものです。
マウスを使うときもキーボードから右手を移動して操作するところは同じですが,トラックボールはそこから手を動かさずに指だけで操作できるところがよいと感じています。
上記の操作で共通する「キーボードから右手を移動して操作する」というスタイルに注目すると,現在市販されているトラックボールはマウスの代替という考えで作られていると感じました。
私のトラックボール初体験
 私が初めてトラックボールを使ったのは1994年,PowerBook 165を購入したときでした。就職して職場のワープロ専用機がうまく使えなかったので,職場で使うMacが必要だということで購入したものです。当時のノート型Macはポインティングデバイスとしてトラックボールを採用しており,現在のノートPCだとトラックパッドがある部分に設置されていました。
どうやって使っていたかを思い出してみると,キーボードの上(このころはホームポジションではなかったと思いますが…)に指を置いた状態で,親指を使ってトラックボールを操作していました。
そう,トラックボールは「キーボードに指を置いた状態」で操作できるデバイスなのです。
余談ですがクリックボタンはトラックボールの上下についていて,人差し指または親指で操作していました。当時のMacはワンボタン仕様だったので,上下のクリックボタンは同じ役割でした。
私はのちに中古でPowerBook Duo280を購入してしばらく使っていましたので,この時期に3年くらいはトラックボールを使っていたと思います。
トラックパッドでの操作は…
私はPowerBook 165以降,職場に持ち込んで使う関係上ずっとノート型Macを使い続けることになります。1995年に購入したPowerBook 5300csからはポインティングデバイスがトラックパッドに変わりました。トラックパッドはマウスポインタを人差し指で操作するので,必然的にキーボードから右手を移動して操作することになります。現在では複数の指を使って様々な操作ができるようになってとても便利なトラックパッドですが,キーボードに指を置いた状態では操作ができないのです。
自作キーボード界隈では
最近キーボードマニアであることを自覚するようになった私ですが,自作キーボードの世界を見るとトラックボール内蔵キーボードの種類が多く,とても人気があると感じています。キーボードの形状やトラックボールの設置場所は様々ですが,共通しているのは私がPowerBookで体験した「キーボードに指を置いた状態」で操作できるようになっていることです。
効率的にPC操作するならトラックボール
 「キーボードに指を置いた状態」で効率的にPC操作できるトラックボール。お気に入りのキーボードでこれを実現できるNape Pro(仮)は素晴らしいデバイスだと改めて感じました。
この記事を書いて使ってみたい気持ちがさらに高まりました。クラウドファンディングが始まるのを心待ちにしています。



 
			 
			 
			 
			







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